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日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

アジアクルーズ乗船記Vol.04 文武廟で春節の初詣♪活気のない香港お散歩

2023.03.13 04:01|2020年1月アジアクルーズ
アジアクルーズ031香港文武廟

香港空港の雰囲気がいつもと違うと感じたのは、圧倒的に人が少なかったところ。どんな時でも人々があふれている空港で、911事件の翌日でさえ多くの人が行き交っていたというのに、この日は春節の前日、つまり大晦日なのにとても静かだったことに違和感を覚えました。

アジアクルーズ032香港

そしてホテルにチェックイン後、街へ出るとなんとなく道が暗く、ほとんどのお店が閉まっているし人影も少なくて不気味。しかしこの時はまだ何も知らず、前日1月23日に中国武漢市が封鎖されて香港でも新年を祝うイベントが中止になっていたということを知ったのは何日か後のことでした。

アジアクルーズ033香港蓮香

夕食のために周辺を歩いてみたけれど、営業している飲食店が見当たらなくて引き返し、唯一看板が輝いていた、ホテルから1ブロック先にある中国料理店『蓮香茶堂』でテイクアウト。

アジアクルーズ034香港蓮香

蓮香茶堂は創業100年以上の飲茶で有名なお店です。エビとセロリのカシューナッツ炒めHK$130、酢豚HK$88、福建炒飯HK$128、合計HK$346(約4,800円)を注文。美味しかったです。

アジアクルーズ035香港街並み

翌日はスーツケースをホテルに預けてお散歩へ。街は驚くほど静まりかえっているのに「日本だってお正月はこんなもんだよね」と、コロナの影など考えもせずに能天気な会話してたな…。

アジアクルーズ036香港文武廟

さて、ホテル横の坂道を少しのぼっていくとハリウッドロードと交差します。
左(東)は中環方面、右(西)へ向かえば上環方面で5分ほど進むと『文武廟』。春節の初詣に集まってきた地元の人たちが大勢居て、ここだけは賑やかでした。

アジアクルーズ037香港文武廟

文武廟は香港最古のお寺として大切にされている道教寺院。文学の神・文昌帝と武道の神・関帝(関羽)が祀られていて文武両道のご利益があるらしく合格祈願に訪れる人が多いということです。

アジアクルーズ038香港文武廟

天井からぶら下がる無数の渦巻き線香が壮観。真ん中の紙に願いごとを書いて、燃え尽きたとき神様へ思いが届くらしいです。お百度参りのラクラクプランみたいなものかな?大きなお線香が燃え尽きるまで1ヶ月かかるのだとか。
最寄り駅は上環駅になり450mと歩ける距離だけど長い階段を上ることになるので覚悟が必要です。

アジアクルーズ039香港街並み

お参りの後はハリウッドロードを中環方向へ歩いて、香取慎吾が描いたウォールアート(壁画)を探しました。ハリウッドロードは、香港島ミッドウエストエリアの上環と中環を繫ぐ長い道路。香港が開港したときからある道路なので歴史は古く(といっても200年程度)、アンティークショップが並んでいるうえ様々なウォールアートも観ることができる歩くだけでも楽しい道…

アジアクルーズ040香港壁画

…のはずなのに、壁画の前でポーズを取っている人は少ないし、商店が閉まっていて寄り道もできないのでひたすら歩くことになりました。

アジアクルーズ041香港壁画

そして慎吾君の壁画を発見。世界一長いエスカレーターとして知られるヒルサイドエスカレーター乗り口の麓、三角形の壁に大胆な龍が描かれています。けれど周りに誰もいない。とにかくこんなに活気のない香港は初めてで驚いているのに、忍び寄るコロナウイルスの足音に全く気づかず、すべての違和感を春節だからと勝手に納得していたのです。

アジアクルーズ042香港季好味

中国系飲食店がほとんど閉まっている静かな繁華街を歩き、ようやくバーのような洒落た台湾料理店を見つけたので休憩。

アジアクルーズ043香港季好味

アジアクルーズ044香港季好味

おつまみは腸粉と揚げワンタン(どちらもHK$68)。
青島ビール小瓶がHK$58で高いな〜と思っていたら2本目は無料でした。

いい気分でホテルへ戻り、タクシーで香港啓徳クルーズターミナルへ。いよいよ10泊11日のクルーズ旅行が始まります♪

この時私が乗ったダイヤモンドプリンセス号から下船した香港人がコロナ感染者となり、横浜大黒ふ頭で2週間以上隔離されることになるとは…。

                             つづく

*1HK$(香港ドル)=約14円




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タグ:香港道教寺院コロナクルーズダイヤモンドプリンセスアジアクルーズクルーズ船

アジアクルーズ乗船記Vol.03 『ランカイフォンホテル@ガウユーフォン』in香港

2023.01.20 13:14|2020年1月アジアクルーズ
アジアクルーズ013香港ランカイフォンホテル

クルーズ前泊先に選んだ香港のホテルは『ランカイフォンホテル@ガウユーフォン(蘭桂坊酒店@九如坊)』。香港では珍しいバルコニー付きのお部屋を探していて見つけた4つ星ホテルで、ひょろ長い33階建てのブティックホテルです。(外観写真はVol.2

アジアクルーズ014香港ランカイフォンホテル

上湾駅300m、中環駅400m、香港駅700mと、電車駅まで徒歩圏内。さらにソーホーやハリウッドロード、ランカイフォン、フェリー乗り場などへ徒歩10分以内で行けるという香港観光に便利な立地に立っていて、観光にもビジネスにも使えます。

アジアクルーズ015香港ランカイフォンホテル

予約したお部屋はハーバービュースイート。扉を開けるといきなりリビングエリアで、突然小さなソファーとテーブルが置かれていて驚きました。

アジアクルーズ016香港ランカイフォンホテル

スイートルームといっても39㎡。ゆったりのんびりというような広さはありませんが、ベッドルームとリビングルームが分かれているので使いやすいです。

アジアクルーズ017香港ランカイフォンホテル

テーブルの上にはワインとワイングラス、フルーツ、水、茶器、湯沸かしポットがずらりと並んでいて、サービス満点。

アジアクルーズ018香港ランカイフォンホテル

冷蔵庫の上にテレビが置かれ、ライティングディスクの上に扉があったので開いてみたら鏡でした。

アジアクルーズ019香港ランカイフォンホテル

そして窓の先はバルコニー。小さなバルコニーだけど、イスとテーブルが設置されています。

アジアクルーズ020香港ランカイフォンホテル

香港の高層建築物からの眺望は天気が悪いときにはとても怖ろしい景色。高所が怖いので足がすくみます。晴れていれば高層ビルの谷間にビクトリア湾を望むとても素敵な風景を眺めることができるでしょう。

アジアクルーズ021香港ランカイフォンホテル

リビングにはちょっとした廊下があって(無駄なスペースなのだけど)ベッドルームに続いています。

アジアクルーズ022香港ランカイフォンホテル

アジアクルーズ023香港ランカイフォンホテル

ベッドルームはシンプルでベッドとテレビ、クローゼットのみ。

アジアクルーズ024香港ランカイフォンホテル

ベッドの横にバスルームがあります。東洋風に装飾された木製の扉を開けると、バスタブと洗面台とトイレが狭い空間にきっちり収納され、ワンルームマンションのシステムバスのよう。

アジアクルーズ025香港ランカイフォンホテル

固定されているシャンプー類は、イギリスのスキンケアブランドELEMISのものです。可動式のシャワーとレインシャワーも備わり、腰湯程度だけどバスタブ付き。広くてシャワーだけのバスルームより狭くてもバスタブ付きの方が断然うれしいのでモンクは言いません。歯ブラシやヒゲ剃り、綿棒なども完備。スリッパもあり、バスローブがふわふわしていたことも好印象でした。

アジアクルーズ026香港ランカイフォンホテル

施設のおすすめポイントは4階にあるブリーズラウンジ。
名前の通り、そよ風を感じることができるオープンエアの部分があり、ゆったりとしたソファーとテーブルが設置されていて、コーヒー・紅茶、水とおやつ、フルーツが並んでいて自由に寛げる場所になっています。

アジアクルーズ027香港ランカイフォンホテル

アジアクルーズ028香港ランカイフォンホテル

夕方にはワインも提供されて、開放的な喫煙所もあるし、宿泊客なら誰でも利用できるという格差のない設定が良いところ♪宿泊費が高額な香港でこのようなスペースがあるホテルだということを知っていれば、19㎡の一番安い客室でも満足できるのではないかと思いました。

アジアクルーズ029香港ランカイフォンホテル

また、小さいながらフィットネスセンターもあり24時間利用可能。

アジアクルーズ030香港ランカイフォンホテル

レストランは朝食用以外に広東料理レストラン『セレブリティキュジイーヌ』が入っています。なんとミシュラン1つ星を連続受賞しているという有名店。春節だったからか、予約客以外は受け付けないと言われて入店できませんでした。残念。

1フロア7室33階建てというマンションを改造したようなホテルだったけど、香港ならではの客室を体験できたので不満はありません。2泊以上だったならもっとゆったり過ごせるホテルを選んだとは思うけど…。バルコニー付きの客室があるというだけでなく、エクスペディアの『VIP Access提携ホテル』に指定されていたこともこのホテルを選んだ理由の一つで、寝るだけの1泊だったからこそ知ることができたホテルでした。

                             つづく




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アジアクルーズ乗船記Vol.02 きっかけは香港乗船の激安プラン

2023.01.09 19:36|2020年1月アジアクルーズ
アジアクルーズ006ダイヤモンドプリンセス

今回参加したクルーズは横浜港発着『初春の東南アジア大航海』というコースの一部。

アジアクルーズ007ダイヤモンド旅程表
×ダナン(チェンマイ) ○ダナン(チャンメイ)

横浜→鹿児島→香港→チャンメイ(ベトナム)→カイラン(ベトナム)→基隆(台湾)→那覇→横浜という15泊16日クルーズの内、香港から横浜までの10泊11日を切り売りしたプランです。
日程が長いため正規料金はとても高額になり、私が予約したジュニアスイートルームは1人56万円で販売されていたお部屋。香港からの乗船だったので10泊に換算しても37万円になるのですが、催行1ヶ月前くらいに香港発の大幅値下げプランをみつけました。

アジアクルーズ008ダイヤモンド料金表

なんと香港までの航空券付きで18万円という半額以下のお値段で、航空券抜きの料金を問合せたら15万8千円ということ。諸税として+1万円かかるけれど、1泊16、800円でバルコニー&バスタブ付33㎡のお部屋を占有できるだけでなく、移動と食事料金が含まれていて、ベトナム2都市、台湾、沖縄を訪ねることができるなら高い旅行じゃないでしょう。

窓がない一番安い内側客室でも正規料金は15泊16日で30万円近かったけど、値下げプランでは1泊1万円程度になっていたので喜んで乗船した人も居たはずです。テレビでは豪華クルーズ船といって正規料金で紹介していましたが…。マスコミは、困ったり怒ったりしている人ばかりをクローズアップして、私のように安く乗船できて隔離中もそれほどツラくなかった人の話はしません。当事者による手記を読んでも、困難を乗り越えましたみたいなモノばかりで「それだけが真実ではない」という思いが盛りあがります。

このダイヤモンドプリンセスで最初のコロナ感染者が香港下船の中国人だったということを思い返すと、春節の時期に実家に帰る方法としてのんびりラクに移動するために横浜から香港に寄港するクルーズ船に乗る人が居て、その先の客室が余ってしまったため大安売りをしたのかも知れません。

内情は知りませんが、クルーズ船に残室がある時は直前で安くなるので、ソコを狙えば半額以下で体験できる可能性があるということ。とはいえ人気のクルーズは残席が出ないどころかスイートルームは発売してすぐに埋まったりするので、お目当てのクルーズがあるなら発売開始時に正規料金での予約が必要です。

さて、この時のダイヤモンドプリンセス号は2020年1月20日横浜港を出港し、終日航海のあと2日後に鹿児島港に入出港して2日間の終日航海後1月25日早朝に香港港入港。

アジアクルーズ009JALプレエコ

22時までに乗船するようオファーされていたため、1月24日に羽田空港から香港行きのJAL便(15,000マイル)に乗りました。

アジアクルーズ010香港電車

ちょっぴりラクなプレミアムエコノミーで5時間10分のフライト後、香港空港からエアポートエクスプレスで香港島のホテルへ。香港は何度も訪ねているけど、香港島に宿泊するのは初めてです。

アジアクルーズ011香港電車

香港駅まで24分、2人以上だと割引きされるグループチケット(@85HKD)を購入して、香港駅からはタクシーに乗って8分(50HKD)で到着しました。

アジアクルーズ012香港蘭桂坊酒店

ホテルの名前は『蘭桂坊酒店@九如坊(ランカイフォンホテル@ガウユーフォン)』。
坂の途中にそびえ立ってます。

                             つづく




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アジアクルーズ乗船記Vol.01 おかえり♪ダイヤモンドプリンセス

2022.12.23 20:19|2020年1月アジアクルーズ
ダイヤモンドプリンセス20001外観

2020年2月、横浜大黒ふ頭でダイヤモンドプリンセスの一室で隔離されてからもうすぐ3年。
日本でのコロナ騒動が始まった時、世界中から注目されていたあの時、私はその中心に居ました。

私たちは香港からの途中乗船だし、ルームサービスと有料レストランの食事が多かったから感染してないと思っていたので、不安やストレスを感じずにのんびり過ごしていたのですが…。

ダイヤモンドプリンセス20002

隔離されていた間だけでなく、下船後にバイ菌扱いされてツラかった人も居ただろうし、亡くなった方のご遺族はとても悲しかったとは察します。しかし私のようにそれほど苦痛を感じない人も居たはずなのに当時のマスコミは苦しんでいた人の話ばかりを報道。

今まで経験したことがない困難を乗り越えようと、船長を始めダイヤモンドプリンセスのクルーたちは一生懸命頑張っていて感謝しかなかったのに、マスコミは本当のことを伝えてくれなくて、家族や友達が心配するようなことばかりを報道していたのです。

ダイヤモンドプリンセス20003

「シーツ交換や部屋の掃除をしてくれない」とモンクを言ってた人も取り上げられていましたね。あの状況でホテル並みのサービスを受けようとしている時点で常識がないのに、マスコミはそっち側の人からの通報をもとに報道しているという行動にも呆れていました。

ダイヤモンドプリンセス20004アルコール

内線電話は混んでいたけれど、繋がればいつでもシーツやバスタオルを持ってきてくれたし、ワイン、ビールなどアルコールも運んでくれたのに、なぜかそういう話は一切伝えられていないのです。

だからこそ、私なりの視点であの時起こっていた事実とクルーズの楽しさを伝えたいと思っていたのに早3年。鮮度はないし半分くらい忘れているけど、完全に忘れてしまう前に記しておこうと思います。



ダイヤモンドプリンセス20005プール

そして2022年11月、日本政府は国際クルーズ客船の受入再開を発表ヽ(´▽`)/
欧米では2021年からクルーズ船を運行していたのに、アジアは遅れていて2022年10月に韓国が解禁したばかり。
世界の流れに逆行してワクチンを打たせたがっている日本政府がクルーズ船入港を許可したことに矛盾を感じたけれど、あのダイヤモンドプリンセス号も日本発着クルーズを再開すると知って、懲りずに来年秋のクルーズを予約しました。

しかし、支払いを済ませて寄港地で過ごす日々を夢見ていたころに「ワクチン接種を3回以上していない人は船に乗れません」という内容のメールが届いたのです(;゚ロ゚)

予約時に確認した時は乗船前3日以内のPCR検査で陰性ならば良いということだったし、船会社・プリンセスクルーズは『2022年9月6日より旅程が16日以内の海外発着クルーズにおいてワクチンの接種義務を撤廃する』とガイドラインを更新していたので、安心して予約を入れたのに、どういうこと?

   プリンセスクルーズガイドライン(2022.08.23)
   日本発着クルーズ新型コロナウイルス感染症対策プラン(2022.12.09)

何かの圧力でガイドラインを変更しなければならない事情があったのでしょうね。
ま、来年9月と10月に入れた予約は90日前までキャンセル料がかからないので半年ほど様子をみるつもりです。

ちょっと話がズレてしまいましたが、隔離生活のことは最終章で詳しく書くことにして、とりあえずクルーズ旅行のお話しを始めますね。

                             つづく



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マレーシアいろいろ☆2019 もくじ

19マレーシア116JWマリオットホテル

長期滞在ビザMM2H(MalaysiaMySecondHome)のパスポート更新のためクアラルンプールへ。ANA60,000マイルを使ってビジネスクラスで向かいました。
クアラルンプールで2件のホテルに宿泊しながら更新手続きをしたあと、世界遺産の街・マラッカを訪問して帰国。宿泊したホテルは全て素敵なホテルです。

ややこしい話ですが、ビザ更新とパスポート更新は別物です。取得時はパスポートの有効期限の事など考えていなくて、持っていた10年パスポートの途中で手続きしたのですが、これが厄介なことに…。
これからMM2Hビザを取得しようとしている方は、有効期限まで何年か余っていても面倒くさがらずに、ケチらずにパスポートの更新をしてからビザを取得した方が良いですよ(*゚∀゚*)


カバナプールサイドが極楽『JWマリオットホテル』 
JWマリオット・クアラルンプールのクラブラウンジ
クアラルンプールでモロッコ&レバノン料理
クアラルンプールにトーキョーストリート♪
マレー建築が美しい『ロイヤルチュラン・クアラルンプール』
交通費が驚きの安さ♪バスに乗ってマラッカへ
秘密のお部屋発見!『トレジャースホテル&スイーツ』
世界遺産・マラッカの歴史
マラッカの美味しいもの♡




19マレーシア117ブーゲンビリア




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マレーシアいろいろ☆マラッカの美味しいもの♡

19マレーシア104マラッカチキンライス

マレーシア発祥の地といわれるマラッカは、美食の街としても有名です。
中国やタイなどの近隣国や海上貿易で出会ったインドとアラブ諸国、そしてポルトガル、オランダ、イギリス、日本という征服者たち…、多くの国から影響を受けたことによって、食文化も豊かになりました。

19マレーシア105マラッカナシアヤム

19マレーシア106マラッカナシアヤム

さて、マラッカ名物といえばチキンライスボール。チキンライスは、鶏肉をのせてブイヨンで炊いたご飯とそのチキンの料理で、マレーシアとインドネシアでは『NasiAyam(ナシアヤム)』(Nasi=米、Ayam=鶏肉)といいます。発祥地は中国・海南島。シンガポールでは『チキンライス』、タイでは『カオマンガイ』、ベトナムでは『コムガー』など、呼び名は様々で、東南アジアの国々に広まっているのです。

19マレーシア107マラッカ古城鶏飯粒

中でもマラッカのチキンライスは他とはちょっと違っていて、ご飯がピンポン球くらいのボール状。このライスボールは1個10円前後で、食べたい分のご飯とスチーム又はローストしたチキンを注文して、ご飯をスプーンでつぶしながら、チリソースやしょうが醤油をかけていただきます。

19マレーシア108マラッカ古城鶏飯粒

ということで、宿泊ホテル近くにあるライスボールの有名店『古城鶏飯粒』へ。ライスボールと蒸し鶏(スチーム)を注文しました。ライスボールは1個0.4RM。

19マレーシア109マラッカ古城鶏飯粒

実は前日にジョンカーウォークで同系列店に入ったのだけど、ライスボールは売り切れでした。それでも注文した3品の料理は全て美味しかったし、ビールを飲んでも合計61RMという良心的な料金だったので、オススメしたいお店。

19マレーシア110マラッカレストラン

19マレーシア111マラッカカレー蟹

マラッカの飲食店は狭くてちょっと小汚いお店が多いけれど、本格的なカニ料理やカエル料理(食べてないけど)も食べられるし、

19マレーシア112マラッカフードコート

19マレーシア113マラッカフードコート

お店選びに迷ったら、地元民が集うフードコートへ行けば、驚くほど安くて美味しい物にありつけます。

19マレーシア114マラッカラクサ

ココナツで炊くごはんとパクチーが苦手な私でもマレーシアの食事に満足できるのは、豊かな食文化のおかげ。長い間、多くの人種が行き交ってきた街だからこそ味に磨きがかかっているのですね。

19マレーシア115マラッカカフェ

アルコールもクアラルンプールほど高額ではないし…。マラッカ川沿いのカフェでビールを飲んだときのおつまみ・揚げワンタンも美味しかったし、この街ではなにを選んでも安くて美味しいという印象が残りました。

世界遺産は大したものではないけれど、マラッカはグルメ天国♪「クアラルンプールからの日帰りで充分」などと言わずに、宿泊して楽しんでみて下さい。

                             おわり


*1RM(リンギ)=約26円(2019年)




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マレーシアいろいろ☆世界遺産・マラッカの歴史

19マレーシア94マラッカスタダイス

マラッカは世界遺産の街。
東洋と西洋が混ざり合った文化的な街並みを高く評価され、2008年にペナン島のジョージタウンとともに『マラッカ海峡の歴史都市群』として世界遺産に登録されました。

19マレーシア95ラッカ街並み

マレー半島西海岸の小さな港町とマラッカ海峡対岸の一部(現インドネシア)にマラッカ王国が誕生したのは14世紀末。15世紀には明(中国)への朝貢を始め、インド、アラブ諸国との交易で栄えてアジア海上貿易の中心になっていました。琉球王国(現沖縄)とも取引していたとか。

それまでヒンドゥー教と仏教の影響を受けていたマラッカ王国ですが、アラブのムスリム商人と出会ったことにより、初代国王・パラメスワラはイスラム教に改宗し、以後イスラム国家になりました。

19マレーシア96マラッカブーゲン

さて、15世紀のヨーロッパといえば貿易の中心が地中海にあり、オスマン帝国と東ローマ帝国が地中海の制海権を巡って争っていた頃。そんなご時世に地中海貿易から外れていたポルトガルは、ローマ教皇から「非キリスト教世界の征服と独占権、異教徒の奴隷化を認める」というとんでもない教皇教書を入手して、大西洋の先にある新しい土地と宝物を探す冒険の旅へ出たのです。
結果、アフリカ沿岸からアジアへ向かう新航路と新大陸・アメリカを発見。アフリカ大陸で金と奴隷の交易を始め、カリカット(インド)では香辛料を直輸入、そしてアジアとアメリカを植民地化する…というヨーロッパ大航海時代が幕開けしました。

大航海時代のハナシ → ポルトガル親子旅行VOL.24

19マレーシア97マラッカポルトガル村

そして16世紀、マラッカ海峡という素晴らしい地の利を見つけたポルトガルはマラッカ王国を占領。マラッカ王一族はマレー半島の南端に逃れジョホール王国という名で再建したということです。一方ポルトガル領になったマラッカにはフランシスコザビエルがキリスト教(カトリック)の布教に訪れ、その後長崎に向かったということ。

19マレーシア98マラッカオランダ広場

19マレーシア99マラッカスタダイス

17世紀になるとオランダの支配に変わり、プロテスタント教会が建てられました。

19マレーシア100フランシスザビエル教会

18世紀後半にはイギリスの支配下に置かれ、マラッカだけでなくマレー半島全土が植民地化。20世紀の第二次世界大戦中には一時期日本が占領し、日本敗戦後は再びイギリスに…と、400年以上の間他国に支配され続けたのです。

19マレーシア101マラッカ福建会館

時は流れ、
街を歩けば中国寺院、ヒンドゥー寺院、イスラムモスク、教会が点在するマレーシアの古都。

19マレーシア102マラッカ川

街の中心を流れるマラッカ川沿岸は遊歩道になっていて、カフェやレストランが並んでいます。世界遺産はショボいけど価値があり、歴史深い街。

19マレーシア103マラッカトライショー

マラッカ観光の起点となるオランダ広場は、人々があふれていてとても賑やかです。ドラえもんやキティちゃんで飾られた観光用のド派手な人力自転車・トライショーが風景を台無しにしているような気もするけど、これも歴史の一部になるのでしょうね。こんなの京都にあったらイヤだけど…。

                             つづく


*1RM(リンギ)=約26円(2019年)
*トライショー 1km5RM、1時間40〜50RM


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ピロリ

Author:ピロリ
趣味は旅行・読書・ガーデニング
好物はチョコレートと稲垣吾郎

海外旅行歴約30年。どれだけの街を巡り、ホテルに泊まり、世界遺産を見てきたのカナ?これは記録しておいた方が面白いんじゃない?ということでブログを始めました。
未来に進みながらも、過去の旅日記を完成させていきたいと思ってます。

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