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世界遺産

        
category - 2012年9月ポルトガル・ミュンヘン

ポルトガル親子旅行Vol.40 博物館のような街・エヴォラ散策

2016/ 01/ 30
                 
ポルトガル236ディアナ神殿

エヴォラ大聖堂の隣にある美術館を通り過ぎると、古代ローマ時代の遺跡が
見えてきました。右には『ポザーダ・ドス・ロイオス』というホテルと
その奥に『ロイオス教会』があります。
ポザーダというのはお城や修道院を改装した国営ホテルで、このホテルは
ロイオス修道院だったもの。予約を取るのも難しいほど人気らしいです。

ポルトガル237ディアナ神殿

さて、この遺跡は『ディアナ神殿』と呼ばれていますが、
1世紀、古代ローマ帝国の初代皇帝・アウグストゥスを祀るために建造された
神殿で、2世紀に月の女神・ディアナに捧げる神殿に改築されたということ。
え?神殿で祀る人を替えちゃうのって、アリなの?

ポルトガル238ディアナ神殿

疑問は置いといて……。
古代ギリシャ建築の建築様式・コリント様式の神殿です。柱頭と柱基は大理石、
14本残っている柱は花崗岩で造られ、中世には円柱の間をふさいで要塞として
使用していたため、イベリア半島に残るローマ時代の遺跡の中では保存状態が
良いものだということ。
これがだだっ広い場所にポツンと建っていたら、がっかりするんだろうけど、
周りに色々あるので救われてますねヽ(´o`;

ポルトガル239ロイオス教会

そして『ロイオス教会』には素晴らしいアズレージョがあるらしいのですが、
こちらも昼休み。ポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャ、モナコ…、
フランス南部と、南ヨーロッパのお昼休みはとても長いのです。
ということを知っているクセに事前に調べない私…、ダメだな〜。

ポルトガル240ディアナ神殿

ディアナ神殿の先には公園があり、彫像やオブジェが展示されています。

ポルトガル241バラオナ

公園の真ん中にはドクター・バラオナの胸像。どちら様かわからないけれど、
きっとエヴォラのために尽くした人なのでしょう。

ポルトガル242公園

街を見下ろすように立っているオブジェは、日本人彫刻家・北川晶邦の作品で
『波立つ海の中に光る満月』。この方も知らない名前だけど、リトアニア共和国の
ヴィリニュスには杉原千畝を称えた『月の光よ永遠に』という彫刻があるらしいです。

ポルトガル243エヴォラ

公園にお昼休みがなくてよかった……。

                              つづく
                              VOL.41




☆ディアナ神(アルテミス神) → 南イタリア親子旅行Vol.41
ポザーダ・ドス・ロイオス 
☆現地発着ツアー → 世界の仲間と巡る旅☆世界遺産エヴォラ 1日ツアー<英語混載ツアー/火・土/終日/リスボン発>


世界遺産〈エヴォラ歴史地区〉
エヴォラ大聖堂(カテドラル)
サン・フランシスコ教会
◇マヌエル王宮
◇エヴォラ大学
◇ローマ神殿(ディアナ神殿)
◇カダヴァル公爵邸
◇ロイオス教会
◇ヴァスコ・ダ・ガマ邸宅



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category - 2012年9月ポルトガル・ミュンヘン

ポルトガル親子旅行Vol.31 世界遺産『バターリャ修道院』

2015/ 12/ 28
                 
そして北東に約30km、バターリャという町に到着しました。
バターリャとは、ポルトガル語で”戦い”(英語はバトル)の意味。

1385年、ジョアン1世のポルトガル王位を奪うため、カスティーリャ軍
(スペイン)が侵攻してきて戦闘が起こりました。(アルジュバロータの戦い)

ポルトガル171バターリャ

フランス軍を味方にしたカスティーリャ軍は3万人以上!!
ジョアン1世の王妃はランカスター公(イングランドの公爵)の娘だったので、
イングランドからの援軍が派遣されてきたけれど…、
それを足してもわずか1/5の人員で応戦し、ポルトガル軍は奇跡の勝利を
収めたのです。

ポルトガル172バターリャ

ということで、その勝利をもたらしてくれた聖母マリアに感謝して、
戦場に近いこの地にジョアン1世が建設を始めたのが『バターリャ修道院』。
正式名称は『勝利のサンタ・マリア修道院』といいます。

ポルトガル173バターリャ

15人の建築家が携わり2世紀にわたって築かれたゴシック・マヌエル様式の
建物は繊細な彫刻で飾られ、壮大なものになりました。

ポルトガル174バターリャ

ポルトガル175バターリャ

入口に旧約聖書に登場する予言者や天使など78体の聖像が、

ポルトガル176バターリャ

ファサードにはキリストの戴冠の様子が彫られています。

ポルトガル177バターリャ

一方、内部はとてもシンプルでアルコバッサ修道院に似ていますが、
側廊にステンドグラスがある分、華やかな雰囲気。
ポルトガルで最初にステンドグラスを備えた教会建築だということです。

ポルトガル178バターリャ

見どころは、入ってすぐ右にある王家の霊廟『創設者の礼拝堂』。
手を繋いで眠る彫刻が施されたジョアン1世と王妃フィリパの棺は中央に、

ポルトガル179バターリャエンリケエンリケ航海王子

窓際にはエンリケ航海王子やペドロ王子など家族の棺が並んでいます。

ポルトガル180バターリャ

そうです!ジョアン1世はエンリケ航海王子のお父様で『シントラ宮殿』を
大改装した人です。魅力的な家族ですね♪

                              つづく
                              VOL.32



☆ジョアン1世のハナシ → ポルトガル親子旅行Vol.21
☆エンリケ航海王子のハナシ → ポルトガル親子旅行Vol.24
☆現地発着ツアー → リスボン発近郊ツアー






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category - 2012年9月ポルトガル・ミュンヘン

ポルトガル親子旅行Vol.29 世界遺産『アルコバッサ修道院』

2015/ 12/ 17
                 
バスに戻って、さらに北へ向かうこと約30分。
『アルコバサ』という町に到着しました。

ポルトガル153アルコバッサ

アルコア河とバサ河が交わる場所にあるために名付けられた小さな町で、アズレージョ壁の家が並んでいて、可憐な雰囲気♪

ポルトガル156アルコバッサ

この町の中心は『4月25日広場』。周辺にはカフェや土産物屋、ホテルが集まり、遠くにアルコバサ城が見えます。

ポルトガル154アルコバッサ

広場に面して立つ『アルコバッサ修道院』は、『サンタマリア修道院』とも呼ばれるシトー派の修道院。

ポルトガル155アルコバッサ

12世紀初頭、イスラム軍からの国土回復運動(レコンキスタ)に協力したシトー派修道会に感謝して、ポルトガル建国の父アフォンソ1世が建造した修道院です。

ポルトガル157アルコバッサ

ポルトガル最古のゴシック様式ということですが……、
ファサードは18世紀にバロック様式に改装されたもの。

ポルトガル158アルコバッサ


質素・簡素をモットーとしていたシトー派の修道院だから、過剰装飾をしないように設計されているので、内部はとても質素なつくりになっています。

ポルトガル159アルコバッサ主祭壇もシンプル。

そして翼廊には一対の石棺が置かれています。
それは14世紀の出来事。アフォンソ4世の息子・ペドロ王子は政略結婚させられ、
その妻に同行してきた侍女イネスと激しい恋に落ち、結果イネスを暗殺され…
という、悲恋物語の主人公達が眠っているのです。

ポルトガル160アルコバッサ

6頭のライオンに支えられたペドロの石棺には、聖バーソロミューの生涯や幸せに暮らしていた頃の様子が描かれ、

ポルトガル161アルコバッサ

イネスの石棺には、キリストの生涯を表した彫刻で飾られています。
足を向け合う形で置かれているのは………、
最後の審判で復活して起き上がった時見つめ合えるように、だって♥

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                              VOL.30




☆現地発着ツアー → リスボン発近郊ツアー






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category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ

地中海クルーズ親子旅Vol.80 クルーズ7日目〜ドブロブニク出港

2015/ 02/ 01
                 
静けさ漂う大聖堂の中でドブロブニクの歴史に思いを馳せていたら、
『船に戻れなくなっちゃうよ〜」と、妹が迎えに来ました。

クルーズ240ドブロブニク

城壁の外へ出たら、ものすごーい行列!
これを見て、焦ってお迎えにきたみたい……。

クルーズ241ドブロブニク土産

行列と平行して、壁沿いには露店のお土産屋さんがあります。
飾り皿やレース、刺繍、アクセサリーなどの手工芸品が並んでいるので、
ギリギリまでお買い物ができますよ−。

しばらく並んで居ると、スタッフが杖をついてる母を発見してくれました。
「サ、サッ、こちらへどーぞ」と、ズンズン前の方へ導かれ、列の先頭に♪

クルーズ242ドブロブニク港

振り返るとこんなカンジ。
悪いな〜と思いながらも、ラッキーという気持ちの方が強く、
お母様のおかげでまたまたラクチンコースです。
そのまま並んでたら、次の次のボートくらいだったのかな?

クルーズ243クロアチア:ドブロブニク港

優先乗船させていただき、移動がラクな乗降口近くに着席。
ボートは沖に向かい、ドブロブニクがどんどん遠ざかっていきます。

クルーズ244クロアチア:ドブロブニク

ビザンツ帝国、ベネチア共和国、ハンガリー王国、オスマン帝国など
様々な国に支配された後、ユーゴスラビア共和国の一部になり、
1992年に独立したばかりのクロアチア共和国。
独立宣言後内戦が勃発し、この街をユーゴスラビア人民軍に破壊されたのは
わずか20年前の出来事です。

クルーズ245ドブロブニク

そんな歴史的背景がありながらも、見事に復興を果たした中世の街並みは、
ずっと忘れられない風景になりそうです。

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                              VOL.81



☆クロアチアの歴史 → 地中海クルーズ親子旅Vol.72




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category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ

地中海クルーズ親子旅Vol.55 『オリンピア考古学博物館』

2013/ 08/ 31
                 
クルーズ090オリンピア博物館

オリンピア遺跡で発掘された彫刻や陶器などの出土品が展示されている博物館。
一番の見どころは、ゼウス神殿を飾っていた東西の破風(屋根の下の三角部分)の
彫刻だということで、古代ギリシャ彫刻の傑作のひとつといわれています。

クルーズ091 オリンピア博物館東破風

東の破風は『オイノマオス王とペロプス王の戦車競争』を描いていて、
オリンピック競技の起源となったエピソードが語られている。…とか。
中央に立つのは全知全能の神・ゼウスです。


クルーズ092 オリンピア博物館西破風

西の破風は『ラピタイ族とケンタウロス族の争い』がテーマ。
中央に立つのはゼウスの息子で、予言、音楽の神様・アポロン。

クルーズ093 オリンピア博物館西破風

使用された大理石は、美しい白大理石の産地として知られるバロス島産。
ギリシャ神話の世界が、力強く壮大に描かれています


クルーズ094-オリンピア博物館

クルーズ095オリンピア博物館ヘルメス……、イケメン♪

『赤子のデュオニッソスをあやすヘルメス像』
デュオニッソスはゼウスが浮気して産ませた子供で、本妻ヘラが怒ると
とてつもなく怖ろしいことをするので、ヘルメスに匿うように頼んだという
ギリシャ神話の一節を描いた彫刻。ヘラ神殿から出土したということです。


クルーズ096ニケ女神像

『勝利の女神ニケの像』
女神ニケが地上に降り立つ瞬間をとらえている。……らしい。
この彫刻にはほとんど残ってませんが、ニケは翼を持った女神です。
さて…、”ニケ(Nike)”を英語読みすると”ナイキ”。
そうです!世界的なスポーツブランド・ナイキの社名は、この女神に由来したもので、
ロゴマークはニケの翼をイメージしているものなのです。


クルーズ097ゼウス像

『ガニメデスをさらうゼウス像』
トロイの美少年ガニメデスは、その美しさをゼウスに気に入られてさらわれ、
オリンポスの神々の宴会で神酒ネクタルをお酌する給仕として働きました。
みずがめ座で大きな水瓶を持っているのは、ガニメデスの姿だと言われています。



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                                VOL.56







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category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ

地中海クルーズ親子旅Vol.21 出口が入口?ドゥカーレ宮殿の『布告門』

2013/ 05/ 16
                 
ドゥカーレ宮殿から表へ出ると、目の前に鐘楼が聳えています。

ベネチア055鐘楼

右手にはサンマルコ大聖堂がぴったりとくっついていて、
振り返れば…、

ベネチ056布告門ドゥカーレ宮殿

ゴシック様式の立派な門『布告門』♪ドゥカーレ宮殿の入口です。
観光のための見学コースの入口が当時使われていた入口とは限らないということは
わかっているつもりですが、ここが入口とは知らなかった……。
ちょっと奥まっていて、わかりにくい場所にあります。
ってゆーか、前にも来てるのに、こんなに立派な門なのに、覚えてないんですけど…。

ベネチア057ドゥカーレ宮殿とサンマルコ大聖堂

さてこの布告門は、1438年から1442年にかけて創られた、彫刻家バルトロメオ・ボン
による作品。

ベネチア058布告門ドゥカーレ宮殿

中央には、ベネチアの獅子にひざまずく総督フランチェスコ・フォスカリの彫像、
その周囲を四枢要徳の擬人像が取り巻くというデザインで、 ゴシック期の最高傑作
だということ。

”ベネチアの獅子”とは、サンマルコ小広場の石柱に載っていた、聖マルコの象徴。
ベネチアのあちこちで見かけるこの”羽のあるライオン”は、そのままベネチアの
シンボルにもなっているのです。

そして今、気付いたのですが…、とても今さらですが……、
ベネチア国際映画祭の金獅子賞のトロフィーって、このライオンを金ピカにした姿
だったんですね〜。えっ、知ってた?

                                つづく
                                VOL.22



☆サンマルコ小広場 → 地中海クルーズ親子旅Vol.17
☆現地発着ツアー €75(1人) → 【MAX HARVEST】秘密の部屋へ! ドゥカーレ宮殿見学ツアー<午前(2時間)/日本語ガイド付/ヴェネツィア発>
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category - 2010年9月南イタリア

南イタリア親子旅行Vol.82『サンピエトロ大聖堂』と『サンピエトロ広場』

2012/ 04/ 08
                 
システィーナ礼拝堂からサン・ピエトロ大聖堂への抜け道は迷うことなく、
流れのままに歩いていたら到着したので、さっそく聖堂内へ♪

ローマ060サンピエトロ大聖堂

わぁ………、ミサ中です!
こういう時、信者じゃない私たちは遠慮します。
でも、ちょっとだけ写真を撮らせてね~。

ローマ061サンピエトロ大聖堂

まぁまぁまぁ、ローマはまた訪れる機会があるはずなので、今回はあっさりとパス。
サン・ピエトロ広場に立って外観を眺めるだけでも、
「ここに来て良かった」と思えるほど、荘厳で立派な建物です。

ローマ062サンピエトロ大聖堂

何といっても『サン・ピエトロ大聖堂』は、世界最大のカトリック教会。
ブラマンテ、ミケランジェロ他の芸術家が携わり、120年もかかって建設された
カトリックの総本山です。そしてこの場所は、皇帝ネロの迫害を受けて殉教した
聖ペトロ(サン・ピエトロ)のお墓があったところだということ。
なぜかって?
12使徒のリーダーとして有名なペトロは、イエス・キリストから『天国の鍵』を
授けられた人であり、初代のローマ教皇だから。かな?

ローマ063サンピエトロ大聖堂

ファサードの上にはキリストと洗礼者ヨハネ、ペトロ以外の11人の使徒の像が
並んでいます。

ローマ064サンピエトロ広場

どこか気高さを感じる『サン・ピエトロ広場』は、ベルニーニの設計。
4列のドーリア式円柱による列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場で、
中央にはオベリスクが立っています。

ローマ065サンピエトロ広場

映画『天使と悪魔』の舞台になったので見たことがある人は多いと思いますが…、
本当に美しい広場なんですよー。

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                                 VOL.83




☆抜け道の話 → 南イタリア親子旅行Vol.71
☆現地発着ツアー → ローマ発着のオプショナルツアー




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category - 2010年9月南イタリア

南イタリア親子旅行Vol.80 ヴァチカン美術館

2012/ 03/ 23
                 
次はいよいよ『システィーナ礼拝堂』♪
と、その前に、あぶれてしまった写真があるので、ちょこっと美術鑑賞しませんか?

ローマ053ヴァチカン美術館

ローマ054ヴァチカン美術館

ローマ055ヴァチカン美術館

ローマ056ヴァチカン美術館

ヴァチカン美術館は、世界最大級のコレクションを誇る芸術の宝庫。
宮殿の一部なので、豪華なのは当たり前かもしれませんが、
柱と床に色大理石を使い、重厚感漂う優雅な空間になっています。

天井は当然のように装飾され、柱には彫刻が施され、床はモザイク、
そして壁には数々の美術品が展示されているので、360度まるごと美術館!
上を向いたり、下を向いたり、横を見たり、忙しいんですけどね~。

                               つづく
                               VOL.81




☆現地発着ツアー €40~(1人)→ ヴァチカン美術館
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category - 2010年9月南イタリア

南イタリア親子旅行Vol.79 ヴァチカン美術館『ラファエロの間』

2012/ 03/ 14
                 
そして『ヘリオドロスの間』は修復中。
あっ、でも少しだけ観ることができました…。

ローマ048ヴァチカン・ヘリオドロスの間

『ヘリオドロスの追放』
旧約聖書外典にある物語りを題材にした作品で、エルサレムのソロモンの神殿から
宝を盗もうとしたヘリオドロスが馬に踏みつぶされそうになっているーーー
という場面を描いたものなのですが、右端の大事な部分が隠されていたので、
ちょっとマヌケな写真になっちゃってます。

ローマ049ヴァチカン・ヘリオドロスの間

この光景はユリウス2世が外国軍を追い払った事実を暗示しているということで、
左端には見物している教皇ユリウス2世の姿もあります。

続いて『コンスタンティヌスの間』へ。
ここはレセプションや公式行事のために作られた、一番広い部屋。
キリスト教を最初に公認したローマ皇帝・コンスタンティヌスの物語りを通して、
異教に対するカトリック教会の勝利を語っているということです。
ラファエロの死後、弟子のジュリオ・ロマーノとフランチェスコ・ペンニに
よって完成された部屋なので、ラファエロが携わったのは構想だけだとか。

ローマ050ヴァチカン・コンスタンティヌスの間

『ミルヴィオ橋の戦い』
312年10月28日、コンスタンティヌス帝がマクセンティウス帝を倒した
ミルヴィオ橋の戦いの場面。
この勝利により、ローマ帝国によるキリスト教迫害が終わりました。

ローマ051ヴァチカン・コンスタンティヌスの間『コンスタンティヌス帝の洗礼』

ローマ052ヴァチカン・コンスタンティヌスの間天井画

以上でラファエロの間の4室は終了。
振り返れば……、ラファエロの作品を観たのは『署名の間』だけです。
『ボルゴの火災の間』は下絵だけだというし、『コンスタンティヌスの間』は
構想だけ!『ヘリオドロスの間』にも2点あるらしいけど、修復中だったし……。

ラファエロがこの仕事を引き受けたのは25歳の時で、最初に取りかかったのが
『署名の間』だったということ。その若さで、4部屋の大きな壁を飾る絵画の
構想を練るだけでもすごいことだと、感心しました。
ラファエロが天才だと言われる理由が、少しわかったような気がします。

                                つづく
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category - 2010年9月南イタリア

南イタリア親子旅行Vol.78 ヴァチカン美術館『ラファエロの間』

2012/ 03/ 08
                 
4室あるラファエロの間の中でも、一番有名なのが『署名の間』。
「古典文明とキリスト教の間には真実の追究という点で完璧な調和が存在する」
という教皇ユリウス2世の信念を展開している………ということで、
この部屋の絵画は、哲学、神学、詩学、法学の4つの学問がテーマになっています。

ローマ042ラファエロ・アテネの学堂『アテネの学堂』

『アテネの学堂』
”哲学”がテーマ。ギリシャの哲学者プラトンとアリストテレスを中央に、
真実の探究について論議する学者たちが描かれています。
舞台となる壮麗な建物は、ブラマンテによるサン・ピエトロ大聖堂の計画案。

ローマ043ラファエロ・聖体の論議『聖体の論議』

『聖体の論議』
”神学”がテーマ。上段に天上の世界、下段には教皇、司教、神学者たちが
描かれた地上の世界と、構図は2段に分かれ、神学の勝利を表しているということ。

ローマ044ラファエロ・パルナッソス『パルナッソス』

『パルナッソス』
”詩学”がテーマ。ギリシャ神話によると、デルフィ(ギリシャ)にある
パルナッソス山は音楽と詩学の聖地で、音楽・弓術・医術・予言を司る
太陽神・アポロンと文芸を司る女神・ミューズ(ムーサ)たちが住む場所。
パルナッソス山で詩人たちに囲まれたアポロンが描かれています。

ローマ045ラファエロ・枢要徳『枢要徳』

『枢要徳』
”法学”がテーマ。天井に描かれた”正義”を含めて、剛毅、賢明、節制、慈愛、
希望、信仰の7つの徳を表現。

ローマ046ラファエロ天井画

天井画もテーマに沿った絵になっていて、円形の枠には擬人化した絵画が、
長方形の枠には『アポロンとマルシュアス』『宇宙を支配するウラニア』
『ソロモンの審判』『原罪』が描かれ、4つの学問の相互関連を暗示している
ということ。たとえば、”詩学”を擬人化して描いたものがコレ ↓ 。

ローマ047ヴァチカン・署名の間

『署名の間』には、キリスト教とギリシャ哲学が見事に調和した、
ラファエロならではの絵画が並んでいます。

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                                  VOL.79





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