聖ポール

        
category - 2016年マカオ

マカオ親子旅行Vol.10 世界遺産『聖ポール天主堂跡』

2016/ 12/ 07
                 
マカオ6061聖ポール天主堂

マカオといえば、カジノとマカオグランプリ、あちこちに残るポルトガルの面影、
そしてここ『聖ポール天主堂跡』ですね。
1602年、聖アントニオ教会の付属礼拝堂としてイエズス会によって建築され、
当時はアジア最大のカトリック教会だったみたい。
天正遣欧使節がローマ法王に謁見するためにポルトガルへ向かった時も滞在し、
帰国後日本から追放された原マルチノは、裏側の地下納骨堂に眠っています。

マカオ062聖ポール天主堂

ポルトガルの歴史をさかのぼれば……、海洋進出を始めたのが15世紀初め。
未知の土地だったアフリカ西岸を開拓し始め、黒人奴隷や金、象牙などを獲得し、
ローマ教皇から、非キリスト教国に対する布教を目的とした征服と貿易の
独占権を取得しました。
そしてバルトロメウ・ディアスがヨーロッパ人として初めて喜望峰に到達。
その後ヴァスコ・ダ・ガマがカリカット(インド)に到達してインド航路を開き、
16世紀に入るとゴア(インド)を占領して香辛料貿易を開始。さらに東へ進み、
スリランカ(旧セイロン)を征服。そして1557年、マカオの居住権を獲得し、
ヨーロッパ人初の中国入りを果たしました。

…ということで17世紀のマカオは、アジアとヨーロッパを繫ぐ貿易港として、
さらにキリスト教布教の拠点としても、とても栄えていたのです。

マカオ6063聖ポール天主堂

今でも残っている(というかコレしか残っていない)石造りのファサードは、
1620年から1627年に彫刻されたということで、長崎を追放された日本人
キリシタンも携わっていました。
そう、日本は徳川家康が本格的にキリスト教弾圧を始めた頃。各地に居た外国人
宣教師や日本人キリシタンは長崎へ送られ、その後マカオへ追放されたのです。

マカオ6064聖ポール天主堂

七頭を持つ龍を踏みつける聖母の彫刻は龍(キリスト教では悪魔)が徳川家康
だという噂があったり、

マカオ6065聖ポール天主堂

漢字が彫られていたり、と、アジアならではの彫刻も楽しめます♪

マカオ6066エッグタルト

階段の下には中国風の小汚い飲食店が並んでいて、エッグタルトやおでん、
マンゴージュースなど買い食いし放題(*^▽^*)

マカオ6067イエズス会記念広場

あっ、そうそう、この広場も世界遺産『イエズス会記念広場』でした。
3回火災に遭い、1835年の最後の火災時にファサードと階段だけ残り、
修復しなかったのは、華やかな時代が終わっていたからだということ。
カジノの興行収入が世界一の今、当時の姿に復元してみたらどうかな?

                              つづく
                              VOL.11


☆天正遣欧使節とは? → ポルトガル親子旅行Vol.15
☆大航海時代とは?  → ポルトガル親子旅行Vol.24





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☆☆☆世界遺産『マカオ歴史市街地区』☆☆☆

ギア要塞 聖ポール天主堂跡 聖ドミニコ教会 民政總署
媽閣廟 港務局 鄭家屋敷 聖ローレンス教会 聖ヨゼフ修道院及び聖堂
ドン・ペドロ5世劇場 ロバート・ホー・トン図書館 聖オーガスティン教会 
三街会館 仁慈堂 大堂 盧家屋敷 ナーチャ廟 旧城壁 モンテの砦 
聖アントニオ教会 カーザ庭園 プロテスタント墓地
セナド広場 リラウ広場 聖オーガスティン広場 バラ広場 大堂広場 
聖ドミニコ広場 イエズス会紀念広場 カモンイス広場






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category - 2009年香港・マカオ

香港・マカオ夫婦旅Vol.48 マカオの世界遺産『聖ポール天主堂跡』

2010/ 09/ 24
                 
『ベネチアン』と同系列のホテル『サンズ』は、人気のカジノホテル。
2006年に拡張工事をして”世界で一番大きなカジノ”になったということで、
中国本土からの日帰り客も多いらしく、とても活気に溢れています。
向かいの施設はガラガラなのに……ヽ(´o`;

『サンズ』といえば、かつてラスベガスにもありました。
それが爆破解体され、1999年に『ベネチアン』に生まれかわったのです♪

Mac53サンズサンズホテル

さ〜て、サンズで飲茶を堪能して、再び世界遺産観光へ♪
次は『聖ポール天主堂跡』です。
タクシー乗り場へ向かう途中、『ベネチアン・マカオ』の無料シャトルバスを発見!
同系列のホテル・ベネチアンとサンズはシャトルバスで繋がってます。

Mac54聖ポール天主堂跡

聖ポール天主堂は1602年にイエズス会によって建てられたキリスト教会。
ファサードの彫刻には、日本から追われた日本人キリシタンも携わっていた
ということです。
過去3回の大火に見舞われ、1835年1月に起きた最後の火災でこのような姿に
なってしまいましたが、当時はアジア最大のカトリック教会だったとか。
しかしこの姿だけで、どう想像すればいいのか………。

Mac55聖ポール

「これが世界遺産っ?」主人の声が少し怒ってます。
「世界がっかり遺産のひとつだよ」
「お前、面白いこと言うなぁ~」と、ウケたけど、巷で言われてるから(・・;)
デンマークの『人魚姫像』とか、シンガポールの『マーライオン』だとか、
”世界がっかり遺産”を色々と観てきたけど、マカオの世界遺産も結構がっかりします。

Mac56聖ポール手前の広場も世界遺産

ここで一番気になるのは、なぜ3回目の火災後は修復しなかったのか?ということ。

当時は”東洋と西洋を結ぶ玄関口”の座を香港に奪われていたのです。
なのに「中国大陸のヨーロッパ諸国の植民地の中ではもっとも古く、
植民地時代の遺構が数多く点在するため、世界遺産に登録された」と…。
マカオの儚い栄華を思うと、お粗末な世界遺産に愛おしささえ感じます。

                               つづく
                               Vol.49


☆マカオのベネチアン   → 香港・マカオ夫婦旅VOL.36
☆ラスベガスのベネチアン → ラスベガス親子旅行VOL.79




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【JTB海外旅行】アジア、これが売れてます。