ビザンツ
category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ
地中海クルーズ親子旅Vol.72 クルーズ7日目〜ドブロブニク入港
2014/ 08/ 18
朝方目覚めてバルコニーへ出てみたら、朝焼けが素敵♪

陸地が見えるけど、ここはまだモンテネグロなのか、もうクロアチアなのか?
アドリア海をバルカン半島沿いに北上している事は間違いないけれど……、

朝焼けをウットリ眺めていたら、太陽が顔を出しました。
途端に空が青く変わって!やがて海も青く見えるようになるのね〜。
夜の海は真っ暗で潜ってもすっごく怖いのに、太陽の力ってスゴイな。
再び眠って、約2時間後。船はすでに停泊中。
ドブロブニクの港は大型船が入れないので、沖に停まっています。

さて皆様、『クロアチア共和国』を知っていますか?
今回の旅行が決まった時、地球儀をクルクル回しながら母が言いました。
「いくら探してもクロアチアという国がみつからないの〜」
地球儀を覗いてみると、そこにあるのは『ユーゴスラビア』という国名。
第一次世界大戦後、南スラブ民族の連邦国家の一つとなったこの国は、
第二次世界大戦中の1943年にユーゴスラビア社会主義連邦共和国の一部に、
1992年には独立して民主主義国家になりました。
しかしその前の歴史も複雑で、ビザンツ帝国、ベネチア共和国、
ハンガリー王国、オスマン帝国などに支配されてきた波乱万丈な国なのです。
そんな歴史の中、ドブロブニクという街はさらに複雑で、
1358年にハンガリー王国から独立し『ラグーサ共和国』として自治権を獲得。
15〜16世紀にはアドリア海、地中海での貿易で発展しました。
そして1806年、ナポレオン・ボナパルトに率いられたフランス軍が侵攻。
1808年、自由国として存在していたラグーサ共和国は、
共和制を廃止されてナポレオンの指揮下に入ったということです。
ドブロブニクにある『ロブリエナッツ要塞』の入口には
「世界中の黄金をもってしても自由は売らず」という言葉が刻まれているそう。
自由を愛する人々が暮らす都市『ドブロブニク』観光、始まります♪
つづく
VOL.73へ
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