フレスコ画

        
category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ

地中海クルーズ親子旅Vol.93 パドヴァ『スクロヴェーニ礼拝堂』

2015/ 05/ 02
                 
パドヴァ38スクロヴェーニ礼拝堂

古代ローマ時代のアレーナ(円形劇場)遺跡が残る公園の一角にあるため、
博物館から礼拝堂までの間にもそれなりに歴史がありそうなものがゴロゴロ。

パドヴァ39スクロヴェーニ礼拝堂

すぐにロマネスク・ゴシック様式のシンプルな建物が見えてきました。
これは1305年、エンリコ・スクロヴェーニが奉納したもので、
高利貸しだった父親の贖罪のために建てられたのだとか。お父さんは、
ダンテの『神曲』にも登場するという、悪名高いお金持ちだったみたいです。

カトリック教会の教えでは
「富んでいる者が天国に入るのはむずかしいものである。
 富んでいる者が神の国に入るよりラクダが針の穴を通る方がもっとやさしい」
と説いていたので、お金を持っている人はせっせと寄進していたのです。

パドヴァ40スクロヴェーニ礼拝堂予備室

自由に出入りすることが出来ず、ちょっとめんどくさい礼拝堂で、
入館は一度に25人限定。 内部の温度・湿度調節に徹底しているので、
直接礼拝堂に入るのではなく、予備室で15分間のガイドビデオを見せられます。
さらに、予備室からスクロヴェーニ礼拝堂内部までは扉を二重にして、
入口が閉まらないと出口が開かないようになっているのです。
そんな風にもったいぶられて…、いいえ!厳かに、ジョットの絵画とご対面♪

パドヴァ41ジョット
                  ジョットの『最後の審判』(看板より)

一瞬でジョットの青の世界に圧倒されます☆彡
ラピスラズリから作られる青の顔料が金より高かったといわれるこの時代に、
こんなに青を使った絵を描けるのは、パトロン(エンリコ・スクロヴェーニ)の
財力がハンパじゃなかったということ……。息子も天国には行けないね(・・;)

天井一面が青く、金の星が散りばめられています。
主祭壇の反対側(入口)に『最後の審判』が描かれ、壁面にぎっしりと並んだ
フレスコ画のテーマは『マリアの生涯』、『キリストの生涯』、
そして向かい合わせに描かれた美徳と悪徳の絵画『七美徳像・七悪徳像』。
ハゲてる所はあるけど、同じ青を出せなくてそのままになっているのだと
ガイドが言ってました。

パドヴァ42ジョット絵葉書
                『ユダの裏切り、イエスの逮捕』(絵葉書)

撮影禁止のため、写真を披露できないのが残念…。

パドヴァ43ジョット

で、なぜに私が興奮したのかといいますと……、
『最後の審判』といえば、システィーナ礼拝堂(ヴァチカン共和国)にある
ミケランジェロの作品を思い浮かべてしまいますね?
しかしその200年以上前に、ジョットがこんな作品を残していた!
ということを知らなかったからなのです。

最後の審判(システィーナ礼拝堂
                    ミケランジェロの『最後の審判』

西洋美術史上最も重要な作品だと何かで読んでいたのに、
その絵を見るまで全く興味がなかったけれど、今はオススメしたい観光地♪
ベネチアやミラノに滞在したら、この礼拝堂を訪ねてみて下さい。
私みたいに当たって砕けないで、予約もしてね♪

                               つづく
                               VOL.94


☆現地発着ツアー(325ユーロ) → 認定ガイドの解説で楽しむ芸術都市・パドヴァ1日観光<終日/日本語対応/昼食/ヴェネツィア発>
☆システィーナ礼拝堂のハナシ → 南イタリア親子旅行vol.81






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