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ともだちをたすけたゾウたち ~忘文より~

2010/ 01/ 19
                 
多摩動物公園に住む象のアヌーラが病気になり、横になることもできずに
どんどん弱っていきます。飼育係は心配するのですが、何もできません。

けれど、仲間の2頭の象は、アヌーラに寄り添います。
水浴びをする時もご飯を食べる時も、二頭の象が互いにアヌーラを支え続けて…。

という、実際にあったお話で、心が温まります。
友達に対する思いやりとか優しさを伝えられる絵本です。








ともだちをたすけたゾウたち (絵本・ほんとうにあった動物のおはなし)






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ぼくとママのたからもの ~忘文より~

2009/ 10/ 23
                 
石ころ、みかんの皮、折り紙の切れ端…。
「捨ててしまえば?」と思うようなものを大切にしている、けんちゃん。
どうして宝物なのか、ママに説明していきます。

そして、ママも思い出します。
けんちゃんが最初にはいた小さな靴を、大切に持っていたことを。

子供にとっても、親にとっても、思い出が詰まった『宝物』、
大切にしたいですね。






ぼくとママのたからもの (こどものくに傑作絵本)





                         
                                  
        
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母 / 三浦綾子

2009/ 08/ 26
                 
「蟹工船」の著者・小林多喜二の母が、自分の生涯と家族のことを語っています。
明治から昭和初期、日本に貧しい人がたくさんいた時代の話で、
家族のために身売りをする娘が多い世の中を憂い、
「だからね、母さん、貧乏人のいない世の中ばつくりたいと、心の底から思って、
おれは小説を書いてる」と、多喜二は言っていたそうです。
「母さん、人間は、物でも、動物でもないんだ。もっと貴いものなんだ。
それを売っただの買っただのして、よいもんだろうか。
金の力で、いやだいやだという女を、男の思いのままにして、いいもんだろうか」
と、多喜二のとても優しい人柄が伝わってきます。

多喜二は、何のために命がけで小説を書いていたのか?
なぜ小説を書いただけで、警察の拷問によって殺されなければならなかったのか?
よくわかりました。
とても読みやすい小説なので、この本を読んでから「蟹工船」を読むと、
時代背景がわかりやすいと思います。

母というありがたい存在を、しみじみ感じさせてくれる小説です。

蟹工船は、今夏、松田龍平さん主演で映画化されました。
                         
                                  
        
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約束の冬/宮本輝

2009/ 08/ 10
                 
日本という国の民度が低下してきて『おとなの幼稚化』を感じ、
現代の若者たちはどんな人間を規範として成長していけばいいのか…と
考えて書いた小説だと、作者・宮本輝さんは言っています。
こんな人が周りに居てくれたら…というような素敵な登場人物が
たくさん出てきて、その生き様から、私たちに大切なことを教えてくれるのです。

”約束を守る”という人として大切なこと、忘れてはいけないと。








                         
                                  
        
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ちょっとだけ ~忘文より~

2009/ 08/ 05
                 
兄弟が産まれて、おねえちゃんになったなっちゃんは、
「ちょっとだけ」我慢して、「ちょっとだけ」頑張って、ちょっとずつ成長。
おねえちゃんになろうと頑張っているなっちゃんがとてもいじらしく、愛おしいお話で、
二人目が誕生するママのためにもなる絵本です。



ちょっとだけ (こどものとも絵本)
   







                         
                                  
        
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さよならバースディ/荻原 浩

2009/ 07/ 31
                 
霊長類研究所が舞台。ボノボ(ピグミーチンパンジー)のバースディに
言語習得実験を行っている所です。
主人公の真は、研究仲間であり、恋人の由紀にプロポーズ。
しかしその夜、由紀は自殺してしまいます。
「彼女は何故死んだのか?」「本当に自殺なのだろうか?」と、
唯一目撃していたはずのバースディから真相を聞き出そうとするのですが…。
3歳のバースディがお茶目です。
荻原さんは、子供の描写がとにかく面白いのですが、
まさか猿の子供まで範疇に入っているとは思いませんでした。




さよならバースディ (集英社文庫)
  








                         
                                  
        
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バルバルさん ~忘文より~

2009/ 07/ 27
                 
バルバルさんは、動物が来ても散髪しちゃう床屋さん。
誰かが看板にイタズラをして、動物の床屋さんになってしまったのですが、
「楽しかったから」と看板を直さないまま営業をします。
人間と動物が一緒に順番を待っている姿が、とっても微笑ましい絵本です。


バルバルさん (こどものとも絵本)

  






                         
                                  
        
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錦繍/宮本輝

2009/ 07/ 25
                 
愛し合いながらも離婚した二人が十年後に偶然の再会。
そして手紙によって、お互いの当時の気持ちや過去の事件、
その後の苦悩、生き様を綴りあいます。
行間の背後に、美しい景色と幸せを願い合う愛を感じました。
書簡体という古典的な小説ですが、電話やメールが
普及しまくっているからこそ、手紙の大切さが身にしみます。



 錦繍 (新潮文庫)









                         
                                  
        
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終末のフール/伊坂幸太郎

2009/ 07/ 19
                 
地球滅亡まであと3年。あなたは何をしますか?という話。
ありがちな題材で…コレ、作家が伊坂幸太郎じゃなかったら買わなかったと思います。
しかし、さすがです!おもしろい。
決められた死期を前にして、それでも生きていく人々の心の動きが伝わってきます。
「あなたの今の生き方は、どれ位生きるつもりの生き方なんですか?」
というボクサーの言葉に、ドキッとしました。
終末を迎えるその時…私なら?笑っていたいナ。家族でドリフでも見ながら。



終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
(2009/06/26)
伊坂 幸太郎

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