2013年08月
category - 2011年9月東地中海クルーズ+ベネチア・パリ
地中海クルーズ親子旅Vol.55 『オリンピア考古学博物館』
2013/ 08/ 31
オリンピア遺跡で発掘された彫刻や陶器などの出土品が展示されている博物館。
一番の見どころは、ゼウス神殿を飾っていた東西の破風(屋根の下の三角部分)の
彫刻だということで、古代ギリシャ彫刻の傑作のひとつといわれています。

東の破風は『オイノマオス王とペロプス王の戦車競争』を描いていて、
オリンピック競技の起源となったエピソードが語られている。…とか。
中央に立つのは全知全能の神・ゼウスです。

西の破風は『ラピタイ族とケンタウロス族の争い』がテーマ。
中央に立つのはゼウスの息子で、予言、音楽の神様・アポロン。

使用された大理石は、美しい白大理石の産地として知られるバロス島産。
ギリシャ神話の世界が、力強く壮大に描かれています


『赤子のデュオニッソスをあやすヘルメス像』
デュオニッソスはゼウスが浮気して産ませた子供で、本妻ヘラが怒ると
とてつもなく怖ろしいことをするので、ヘルメスに匿うように頼んだという
ギリシャ神話の一節を描いた彫刻。ヘラ神殿から出土したということです。

『勝利の女神ニケの像』
女神ニケが地上に降り立つ瞬間をとらえている。……らしい。
この彫刻にはほとんど残ってませんが、ニケは翼を持った女神です。
さて…、”ニケ(Nike)”を英語読みすると”ナイキ”。
そうです!世界的なスポーツブランド・ナイキの社名は、この女神に由来したもので、
ロゴマークはニケの翼をイメージしているものなのです。

『ガニメデスをさらうゼウス像』
トロイの美少年ガニメデスは、その美しさをゼウスに気に入られてさらわれ、
オリンポスの神々の宴会で神酒ネクタルをお酌する給仕として働きました。
みずがめ座で大きな水瓶を持っているのは、ガニメデスの姿だと言われています。
つづく
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地中海クルーズ親子旅Vol.54 あめ玉で!?オリンピア遺跡から博物館へ
2013/ 08/ 28世界遺産なのに…、私たちのオリンピア観光は1時間かかりませんでした。
ゼウス神殿やヘラ神殿の他にも、スタジアム、体育館、迎賓館、闘技場など、
いろいろありますが、形があまり残っていない遺跡の中を歩き回るほど
遺跡マニアではないので、もう充分。
ポンペイ遺跡
ポンペイ(イタリア)やエフェソス(トルコ)の方が古いけど、形が残っています。
良かったところは、他の遺跡よりも緑が多いところ。
でもね、アテネから電車やバスを乗り継いで片道6〜7時間かけて来ていたら、
確実にがっかりすることでしょう。
まっ、私たちは片道30分だったので、がっかりはしなかったけど、
やっぱり遺跡ってこんなモンです。
そんなワケでまだ時間があるので、『オリンピア考古学博物館』へ行くことに。
ガイドブックには、オリンピアから50mって書いてあるけど……、
「本当に50m?」と、母はためらいました。
駐車場からここまでの道が意外と長かったので、帰り道があと50m増えることを
心配しているのです。

「アレで帰ればいいじゃん」
「そうね、そうね♪」
あっさりと決まったところで、入口にタクシーが停まり、お客さんが降りました。
妹は、すかさずタクシーに駆け寄り、交渉開始。
「博物館まで乗せて下さい」
「すぐそこだよ。歩いてすぐだよ」
「だってママの足が悪いんだもの」
「でも、本当にすぐそこだよ」
「知ってるけど、いいから乗せて」
「わかったよ、乗りなー」
というような問答の後、たったの50mの距離をタクシーで移動しました。
まっ、50mでタクシーに乗る人はなかなか居ないでしょう。
ってゆーか、私も初めてだし。
ぞろぞろ歩いている観光客をスイスイ追い越し、あっという間…、
本当にあっという間に『オリンピア考古学博物館』に到着。
料金は要らないという運転手に、母はあめ玉を差し上げてました。
つづく
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☆世界遺産『ポンペイ遺跡』 → 南イタリア親子旅行Vol.38
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ゼウス神殿やヘラ神殿の他にも、スタジアム、体育館、迎賓館、闘技場など、
いろいろありますが、形があまり残っていない遺跡の中を歩き回るほど
遺跡マニアではないので、もう充分。

ポンペイ(イタリア)やエフェソス(トルコ)の方が古いけど、形が残っています。
良かったところは、他の遺跡よりも緑が多いところ。
でもね、アテネから電車やバスを乗り継いで片道6〜7時間かけて来ていたら、
確実にがっかりすることでしょう。
まっ、私たちは片道30分だったので、がっかりはしなかったけど、
やっぱり遺跡ってこんなモンです。
そんなワケでまだ時間があるので、『オリンピア考古学博物館』へ行くことに。
ガイドブックには、オリンピアから50mって書いてあるけど……、
「本当に50m?」と、母はためらいました。
駐車場からここまでの道が意外と長かったので、帰り道があと50m増えることを
心配しているのです。

「アレで帰ればいいじゃん」
「そうね、そうね♪」
あっさりと決まったところで、入口にタクシーが停まり、お客さんが降りました。
妹は、すかさずタクシーに駆け寄り、交渉開始。
「博物館まで乗せて下さい」
「すぐそこだよ。歩いてすぐだよ」
「だってママの足が悪いんだもの」
「でも、本当にすぐそこだよ」
「知ってるけど、いいから乗せて」
「わかったよ、乗りなー」
というような問答の後、たったの50mの距離をタクシーで移動しました。
まっ、50mでタクシーに乗る人はなかなか居ないでしょう。
ってゆーか、私も初めてだし。
ぞろぞろ歩いている観光客をスイスイ追い越し、あっという間…、
本当にあっという間に『オリンピア考古学博物館』に到着。
料金は要らないという運転手に、母はあめ玉を差し上げてました。
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地中海クルーズ親子旅Vol.53 世界遺産『オリンピアの考古遺跡』
2013/ 08/ 26『オリンピア』は、古代オリンピック発祥の地。
ギリシャ神話によると、この地は古くからオリンポス山の聖域として知られ、
ゼウスの父・クロノス神の聖域が築かれていたということ。
その後紀元前2000年頃、ゼウスが父に代わってオリンポス山の主神になり、
ゼウス神の聖なる巡礼地としてさらに繁栄したということです。
『フィリペイオン』
この聖地でオリンピックが開催されるようになったのは、紀元前8世紀。
競技はゼウス神に捧げられた奉納試合で、宗教行事として行われていました。
そして393年、ローマ皇帝テオドシウスの時代に……、
キリスト教がローマ帝国の国教になり、異教禁止令で宗教行事が禁止されたため、
1000年以上も続いた古代オリンピックは廃止され、神殿は破壊されたと…!
以来19世紀まで地中に埋もれていたということです。
『ヘラ神殿』
私が一番好きなギリシャ神話は、プロメテウスのお話。
〜神様しか使用できなかった火をゼウスから盗み人間に伝えたプロメテウス〜
そんな、古代ギリシャ人にとって神聖なものだった”火”を、
古代オリンピック開催期間中に灯していたというのが聖火の起源です。
『ヘラ神殿』
さて、ゼウスの正妻と言えば、ヘラ。
浮気ばかりしていたゼウスには大勢の子供が居ますが、正妻はヘラです。
この『ヘラ神殿』は紀元前650年頃に建てられ、ギリシャの中でも最も古い
ドリス式神殿のひとつなのだとか。
『ヘラ神殿』
聖火が今でもヘラ神殿が建てられていた場所で採火されているということを知り、
オリンピックの開会式を観るのが楽しみになりました。
『ゼウス神殿』
そして『ゼウス神殿』。 紀元前456年に完成した巨大なドリス式の神殿で、
アテネのパルテノン神殿に匹敵する壮大な神殿だったということですが、
………、大きな石がゴロゴロ転がっているだけ。
『ゼウス神殿』
復元された列柱が一本、で〜んっと立っています。
さぞかし立派な建物だったことでしょう。
つづく
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『ゼウス神殿』
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ギリシャ神話によると、この地は古くからオリンポス山の聖域として知られ、
ゼウスの父・クロノス神の聖域が築かれていたということ。
その後紀元前2000年頃、ゼウスが父に代わってオリンポス山の主神になり、
ゼウス神の聖なる巡礼地としてさらに繁栄したということです。

この聖地でオリンピックが開催されるようになったのは、紀元前8世紀。
競技はゼウス神に捧げられた奉納試合で、宗教行事として行われていました。
そして393年、ローマ皇帝テオドシウスの時代に……、
キリスト教がローマ帝国の国教になり、異教禁止令で宗教行事が禁止されたため、
1000年以上も続いた古代オリンピックは廃止され、神殿は破壊されたと…!
以来19世紀まで地中に埋もれていたということです。

私が一番好きなギリシャ神話は、プロメテウスのお話。
〜神様しか使用できなかった火をゼウスから盗み人間に伝えたプロメテウス〜
そんな、古代ギリシャ人にとって神聖なものだった”火”を、
古代オリンピック開催期間中に灯していたというのが聖火の起源です。

さて、ゼウスの正妻と言えば、ヘラ。
浮気ばかりしていたゼウスには大勢の子供が居ますが、正妻はヘラです。
この『ヘラ神殿』は紀元前650年頃に建てられ、ギリシャの中でも最も古い
ドリス式神殿のひとつなのだとか。

聖火が今でもヘラ神殿が建てられていた場所で採火されているということを知り、
オリンピックの開会式を観るのが楽しみになりました。

そして『ゼウス神殿』。 紀元前456年に完成した巨大なドリス式の神殿で、
アテネのパルテノン神殿に匹敵する壮大な神殿だったということですが、
………、大きな石がゴロゴロ転がっているだけ。

復元された列柱が一本、で〜んっと立っています。
さぞかし立派な建物だったことでしょう。
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地中海クルーズ親子旅Vol.52 タクシーチャーターでオリンピア観光
2013/ 08/ 22
この美しい海岸沿いの小さな村、カタコロンの港に上陸しました。
船を降りると観光案内所、その向こうにレンタカー店があります。

早速タクシーをつかまえて、運転手に交渉。2時間半80ユーロで話をつけました。
相場は知らないけど、往復1時間のタクシー代と1時間半の待ち時間を考えたら、
これ位払ってもいいかな〜。帰りのタクシーがないと戻って来られないので、
タクシーで行くならチャーターした方がいいと思います。

そして30分、オリンピアの駐車場に到着。
ここから遺跡入口まで歩いたのですが…、老人にはちょっと遠いかな。
たかが2〜300mだけど、途中に休める場所がないので、母にはキツイ道のりでした。

そして、そして、ようやく入口に着いたらこの有様。
ほーらね、無駄に待たされているツアー客が大勢居ます。
チケット売り場が混んでるわけでもなく、入口が混んでるわけでもないのに、
立って待たなければならないという……。
やっぱりタクシーで来てよかった。私たちはすぐに入場できました。

さらにオリンピア遺跡に入ってすぐの所でも、立ち止まってガイドの説明を
聞いている団体が居ました。
原形のあとかたもない石が転がってるだけの場所で……。
まっ、若い時はこれでいいと思うけど、老人を連れてオリンピアへ行くのなら、
オプショナルツアーに参加するかどうか、よく考えてみて下さい。
遺跡観光は、美術館や宮殿などの屋内観光と違うのです。
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地中海クルーズ親子旅Vol.51 クルーズ3日目〜カタコロン入港
2013/ 08/ 19船は、バーリ港(イタリア)からカタコロン港(ギリシャ)へ向かいます。
イタリアとギリシャの間には時差があるので、時計を1時間進めました。
朝だと混乱するので、寝る前に…ね。

そして朝、バルコニーから島が見えるっ!
船の新聞を読むと、ケファロニア島かザキントス島。ギリシャ領です。
朝はまだ明け切ってないので、海も暗い色。美しい景色はもう少し後でね〜。

ということで、朝食へ。レストラン『ミケランジェロ』の朝食は豪華です。

自由席でビュッフェだけど、席で卵料理やパンケーキがオーダーできます。
もちろん、タダで!!

レストランの雰囲気がゴージャスだからか?
フルーツやチーズ、デザートなど用意されているものまで上質なものに感じ、
『リド・オセアニア』でのビュッフェより満足できます。

さて、カタコロン入港予定は12時。で、この『カタコロン』ってどこにあるの?
バーリ同様聞いたことのない地名でガイドブックにも載ってないし…、
ペロポネソス半島北東部、イオニア海に面した小さな村だということ。
世界遺産『オリンピア』への玄関港としてクルーズ客船が利用しているみたいです。

カタコロンでの観光の主役は、オリンピック発祥の地オリンピア。
『オリンピアと考古学博物館』(59ユーロ)、『オリンピアと古代ギリシャ料理』
(65ユーロ)等6種類あるオプショナルツアーの中、5つがオリンピア観光付き
だけど、どれも4時間コース。
バトラーに聞いたところ、港にはタクシーがあり、片道30分位だと言うので、
自力で行くことにしました。もちろんオリンピアには行ってみたいけど、
遺跡観光なんて1時間で充分。
私たちは遺跡見学のツアーが”辛い”ということを知っています。
炎天下で座る場所もなくガイドの説明を聞くなんて、老人には辛すぎるのです。

あっ、港が見えてきました。
つづく
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★★★クルーズ旅行扱ってます♪★★★
イタリアとギリシャの間には時差があるので、時計を1時間進めました。
朝だと混乱するので、寝る前に…ね。

そして朝、バルコニーから島が見えるっ!
船の新聞を読むと、ケファロニア島かザキントス島。ギリシャ領です。
朝はまだ明け切ってないので、海も暗い色。美しい景色はもう少し後でね〜。

ということで、朝食へ。レストラン『ミケランジェロ』の朝食は豪華です。

自由席でビュッフェだけど、席で卵料理やパンケーキがオーダーできます。
もちろん、タダで!!

レストランの雰囲気がゴージャスだからか?
フルーツやチーズ、デザートなど用意されているものまで上質なものに感じ、
『リド・オセアニア』でのビュッフェより満足できます。

さて、カタコロン入港予定は12時。で、この『カタコロン』ってどこにあるの?
バーリ同様聞いたことのない地名でガイドブックにも載ってないし…、
ペロポネソス半島北東部、イオニア海に面した小さな村だということ。
世界遺産『オリンピア』への玄関港としてクルーズ客船が利用しているみたいです。

カタコロンでの観光の主役は、オリンピック発祥の地オリンピア。
『オリンピアと考古学博物館』(59ユーロ)、『オリンピアと古代ギリシャ料理』
(65ユーロ)等6種類あるオプショナルツアーの中、5つがオリンピア観光付き
だけど、どれも4時間コース。
バトラーに聞いたところ、港にはタクシーがあり、片道30分位だと言うので、
自力で行くことにしました。もちろんオリンピアには行ってみたいけど、
遺跡観光なんて1時間で充分。
私たちは遺跡見学のツアーが”辛い”ということを知っています。
炎天下で座る場所もなくガイドの説明を聞くなんて、老人には辛すぎるのです。

あっ、港が見えてきました。
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地中海クルーズ親子旅Vol.50 クルーズ2日目〜バーリ出港
2013/ 08/ 17バーリ(イタリア)を出港して、すぐだったか、前だったか……、
よく覚えてないけど、部屋に戻ってから余裕がないくらいの時間に、
避難訓練がありました。

クローゼットに置いてある「救命胴衣を装着し、何も持たずに避難すること」
という指示をまともに受け取り、カメラを持たずに避難したから写真ないし…。
なのに写真撮ってる人、多いし〜。
だよね…。疑似なんだから、テキトーでよかったのよね……。
ポッケにデジカメ入れとけば良かった。
でもね、ただの避難訓練なのに「足が悪い老人にエレベーターを使わせず階段を
下りたり上ったりさせなくてもいいでしょ?万が一の為にそこまでしなくても…」
という思いは強かったです。こっそりエレベーターを使わせてくれればいいのに。
まっ、でも、本気の避難訓練に驚きました。
エーゲ海クルーズの時に体験したのは、”救命胴衣を持ってホールに集まる”
という形だけのものだったので、今回もそんなものかと思っていましたが、
本当に救命胴衣を着て、部屋毎に指定された4階の避難場所へ向い、
自分が乗るべき救命ボートの前に並びます。目の前のボートを見て
「このボートに、全員乗れるのかな?」と心配になってみたり、
「こんな時、私はどんな風に行動するんだろ?」と、思いを巡らし、
「やっぱりバッグを持ってしまうのではないか」という結論に達したり、
映画『タイタニック』を思い出して、勝手に興奮したり……、
している間に、避難訓練カードを渡し、終了。
さて、なんで避難訓練が2日目のバーリなの?という疑問が浮かぶと思いますが、
これはクルーズ船の都合です。この航路は、ベネチアとバーリと、
乗降地が2ヶ所あるので、ベネチアではなくバーリで乗客が揃うから。
その後部屋に戻り、すぐに夕食です。「忙しいよー」とモンクを言いながら、
レストラン『ミケランジェロ』でフルコースのディナーをいただき、
シャンパンやビールを飲んで、気がついたら上機嫌♪

夕食後カジノへ向かう通路では、3日後に船上で行われるベニスのカーニバルに
参加するためのレンタル衣装と仮面の予約を受け付けていました。
つづく
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よく覚えてないけど、部屋に戻ってから余裕がないくらいの時間に、
避難訓練がありました。

クローゼットに置いてある「救命胴衣を装着し、何も持たずに避難すること」
という指示をまともに受け取り、カメラを持たずに避難したから写真ないし…。
なのに写真撮ってる人、多いし〜。
だよね…。疑似なんだから、テキトーでよかったのよね……。
ポッケにデジカメ入れとけば良かった。
でもね、ただの避難訓練なのに「足が悪い老人にエレベーターを使わせず階段を
下りたり上ったりさせなくてもいいでしょ?万が一の為にそこまでしなくても…」
という思いは強かったです。こっそりエレベーターを使わせてくれればいいのに。
まっ、でも、本気の避難訓練に驚きました。
エーゲ海クルーズの時に体験したのは、”救命胴衣を持ってホールに集まる”
という形だけのものだったので、今回もそんなものかと思っていましたが、
本当に救命胴衣を着て、部屋毎に指定された4階の避難場所へ向い、
自分が乗るべき救命ボートの前に並びます。目の前のボートを見て
「このボートに、全員乗れるのかな?」と心配になってみたり、
「こんな時、私はどんな風に行動するんだろ?」と、思いを巡らし、
「やっぱりバッグを持ってしまうのではないか」という結論に達したり、
映画『タイタニック』を思い出して、勝手に興奮したり……、
している間に、避難訓練カードを渡し、終了。
さて、なんで避難訓練が2日目のバーリなの?という疑問が浮かぶと思いますが、
これはクルーズ船の都合です。この航路は、ベネチアとバーリと、
乗降地が2ヶ所あるので、ベネチアではなくバーリで乗客が揃うから。
その後部屋に戻り、すぐに夕食です。「忙しいよー」とモンクを言いながら、
レストラン『ミケランジェロ』でフルコースのディナーをいただき、
シャンパンやビールを飲んで、気がついたら上機嫌♪

夕食後カジノへ向かう通路では、3日後に船上で行われるベニスのカーニバルに
参加するためのレンタル衣装と仮面の予約を受け付けていました。
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地中海クルーズ親子旅Vol.49 アルベロベッロ『サンタントニオ教会』
2013/ 08/ 15石畳のゆるい坂道を上りきった所に教会があります。
そしてもちろん…、アルベロベッロの教会なのだからもちろん!

トゥルッリ!!……ふふっ。
世界でひとつだけのトゥルッリでできた教会『サンタントニオ教会』です。

内部はこぢんまりとしていて、アルベロベッロっぽさが漂った可愛らしい雰囲気。
祭壇には、磔刑のキリスト像を中心に、聖人達が並んだ絵画が飾られています。
向かって右端に描かれている2人は、アルベロベッロの守護聖人、
聖コズマと聖ダミアーノだということ。

そして祭壇に向かって左側には、子供を抱いた聖アントニオの彫像があります。
ツアーはこの後レストランへ行き、ワインと軽食を振る舞われる予定でしたが、
私たちはパス。匂いが不味そうだったので……、ゴメンナサイ。
露店で豆を買ったり、お土産を見たり、のんびりとバスまで歩いていきました。
途中、人だかりができていたのでのぞき込むと……、

CDを売る露店の前で、おばちゃんたちが踊ってました。
陽気だな〜。見ているだけで、楽しい気分になれます♪
つづく
VOL.50へ
☆パドヴァのサンタントニオ教会 → 地中海クルーズ親子旅Vol.87
☆マカオの聖アントニオ教会 → マカオ親子旅行Vol.8
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そしてもちろん…、アルベロベッロの教会なのだからもちろん!

トゥルッリ!!……ふふっ。
世界でひとつだけのトゥルッリでできた教会『サンタントニオ教会』です。

内部はこぢんまりとしていて、アルベロベッロっぽさが漂った可愛らしい雰囲気。
祭壇には、磔刑のキリスト像を中心に、聖人達が並んだ絵画が飾られています。
向かって右端に描かれている2人は、アルベロベッロの守護聖人、
聖コズマと聖ダミアーノだということ。

そして祭壇に向かって左側には、子供を抱いた聖アントニオの彫像があります。
ツアーはこの後レストランへ行き、ワインと軽食を振る舞われる予定でしたが、
私たちはパス。匂いが不味そうだったので……、ゴメンナサイ。
露店で豆を買ったり、お土産を見たり、のんびりとバスまで歩いていきました。
途中、人だかりができていたのでのぞき込むと……、

CDを売る露店の前で、おばちゃんたちが踊ってました。
陽気だな〜。見ているだけで、楽しい気分になれます♪
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地中海クルーズ親子旅Vol.48 『アルベロベッロのトゥルッリ』
2013/ 08/ 13現存するトゥルッリの殆どが土産物屋になっているという事ですが、
レストランやホテルとして使われていたり、暮らしている人も居ます。

そしてその住居を観光客に公開しているお宅があるらしく……、
ツアーでお邪魔することになりました。

玄関を入ったらすぐにリビングルーム。廊下はありません。

窪みを上手く利用して家具が配置されてます。こちらは独り暮らしみたい。


モルタルなど接合剤を使わず、先史時代から伝わる建築方法で造られている
というトゥルッリ。冬は暖かく夏は涼しいということです。

可愛らしいお店が沢山あるな〜という印象が残るのは、建物がトゥルッリ
だからでしょう。

天辺の飾り石は「ピンナコロ」と呼ばれ、トゥルッリ職人の印だということ。

屋根に描かれたマークは、自分の信じる神様を示すものだったり、
魔術的な意味を持つものだったり、と、意味があるらしいです。
つづく
VOL.49へ
☆現地発着ツアー €190~(1人)→
バーリ発着現地発着ツアー
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レストランやホテルとして使われていたり、暮らしている人も居ます。

そしてその住居を観光客に公開しているお宅があるらしく……、
ツアーでお邪魔することになりました。

玄関を入ったらすぐにリビングルーム。廊下はありません。

窪みを上手く利用して家具が配置されてます。こちらは独り暮らしみたい。


モルタルなど接合剤を使わず、先史時代から伝わる建築方法で造られている
というトゥルッリ。冬は暖かく夏は涼しいということです。

可愛らしいお店が沢山あるな〜という印象が残るのは、建物がトゥルッリ
だからでしょう。

天辺の飾り石は「ピンナコロ」と呼ばれ、トゥルッリ職人の印だということ。

屋根に描かれたマークは、自分の信じる神様を示すものだったり、
魔術的な意味を持つものだったり、と、意味があるらしいです。
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地中海クルーズ親子旅Vol.47 世界遺産『アルベロベッロ』
2013/ 08/ 11バーリ港からバスに乗って、アルベロベッロへ向かいました。
『ノルマン・スヴェーヴォ城』
車窓から見えたお城は、『ノルマン・スヴェーヴォ城』。
ノルマン時代に建てられたという、要塞のようなお城です。
ベネチアとバーリ……。
同じイタリアの港町なのに、まるで違う国みたい。
世界30ヶ国以上、ヨーロッパだけでも19ヶ国を訪ねてきましたが、
イタリアは街の特色が濃い国ナンバーワンだと思っています。
バーリの街も歩いてみたいけど、私たちミーハー親子は有名な場所が好き。
それが世界遺産なら尚更です。
アルベロベッロはずっと前から知っていたけど、バーリという街の名前は、
今回初めて知ったのだから、やっぱり『アルベロベッロ』でしょ♪

そして、約1時間、アルベロベッロに到着しました。
土産物屋や乾物屋などの露店が並んでいて、立ち止まりたいところですが、
はぐれると困るので横目でチラチラ見ながら、ガイドに続きます。
「こっちよ〜」
ツアーだと、こーゆーのがイヤなのよね〜。自由がなくて、忙しい……。
しかも一緒のツアー客は、日本人と中国人と韓国人。
ガイドが日本語や中国語をしゃべるわけでもないのに、欧米人とは一緒に
しないところが、なんとなく嫌な気分です。

さてアルベロベッロは、「トゥルッリ」と呼ばれるとんがり屋根の家々が
建ち並ぶ街。このおとぎの国にありそうな可愛らしいトゥルッリは、
石灰岩を積み重ねた円錐形の屋根と真っ白な壁で出来ています。
誤解されがちなので言っておきますが…、
世界遺産に登録されているのは『アルベロベッロ』という街ではなく、
『アルベロベッロのトゥルッリ』なんですよ。

一番下の石、引っ張ってみたくなりませんか?
つづく
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車窓から見えたお城は、『ノルマン・スヴェーヴォ城』。
ノルマン時代に建てられたという、要塞のようなお城です。
ベネチアとバーリ……。
同じイタリアの港町なのに、まるで違う国みたい。
世界30ヶ国以上、ヨーロッパだけでも19ヶ国を訪ねてきましたが、
イタリアは街の特色が濃い国ナンバーワンだと思っています。
バーリの街も歩いてみたいけど、私たちミーハー親子は有名な場所が好き。
それが世界遺産なら尚更です。
アルベロベッロはずっと前から知っていたけど、バーリという街の名前は、
今回初めて知ったのだから、やっぱり『アルベロベッロ』でしょ♪

そして、約1時間、アルベロベッロに到着しました。
土産物屋や乾物屋などの露店が並んでいて、立ち止まりたいところですが、
はぐれると困るので横目でチラチラ見ながら、ガイドに続きます。

ツアーだと、こーゆーのがイヤなのよね〜。自由がなくて、忙しい……。
しかも一緒のツアー客は、日本人と中国人と韓国人。
ガイドが日本語や中国語をしゃべるわけでもないのに、欧米人とは一緒に
しないところが、なんとなく嫌な気分です。

さてアルベロベッロは、「トゥルッリ」と呼ばれるとんがり屋根の家々が
建ち並ぶ街。このおとぎの国にありそうな可愛らしいトゥルッリは、
石灰岩を積み重ねた円錐形の屋根と真っ白な壁で出来ています。
誤解されがちなので言っておきますが…、
世界遺産に登録されているのは『アルベロベッロ』という街ではなく、
『アルベロベッロのトゥルッリ』なんですよ。

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地中海クルーズ親子旅Vol.46 クルーズ2日目〜バーリ入港
2013/ 08/ 09入港時間が昼過ぎだからと、ゆくっり寝ていたので、
9階のビュッフェ・レストラン『リド・オセアニア』で朝食。
『リド・オセアニア』
『ミケランジェロ』でもビュッフェの朝食があるけれど、9時45分までです。
最初の朝からのんびりしすぎの気もしますが……、

すでにプールやジャグジーに入ったり、エアロビクスやゲームを楽しんでいる
人たちがたくさんいます。元気だなー。
さて、最初の寄港地はバーリ(イタリア)です。
南イタリア第二の都市で、古代ギリシャの植民地として紀元前に建設された街。
後に東ローマ帝国(ビザンツ帝国)に支配され、その後11世紀にはノルマン人に
征服されて、やがて両シチリア王国(ナポリ・シチリア王国)の統治下に置かれた
という複雑な歴史を持つ街なのです。

ここでは、『バーリ市内観光』を始め、『世界遺産アルベロベッロ観光』、
『世界遺産マテーラ観光』、『デル・モンテ城とサンニコラ教会観光』、
『サイクリングツアー』など、多彩なオプショナルツアーが用意されています。
もちろん、オプショナルツアーに参加しなくてもOK。港から市街へのシャトルバス
(往復6ユーロ)があるので、自由に過ごすことも可能。
また、そのまま船で過ごす人も居るみたいで、レストラン『ミケランジェロ』では、
フルコースの昼食が用意されています。
そこで私たちは『世界遺産アルベロベッロ観光』(49ユーロ)を申し込みました。
本当はツアーに参加しないで自分達で行きたかったけど、停泊時間が短い割に
目的地が遠いので参加せざるを得なかったのです。
さぁ、アルベロベッロに行きましょ♪
つづく
VOL.47へ
応援してねっ♪


9階のビュッフェ・レストラン『リド・オセアニア』で朝食。

『ミケランジェロ』でもビュッフェの朝食があるけれど、9時45分までです。
最初の朝からのんびりしすぎの気もしますが……、

すでにプールやジャグジーに入ったり、エアロビクスやゲームを楽しんでいる
人たちがたくさんいます。元気だなー。
さて、最初の寄港地はバーリ(イタリア)です。
南イタリア第二の都市で、古代ギリシャの植民地として紀元前に建設された街。
後に東ローマ帝国(ビザンツ帝国)に支配され、その後11世紀にはノルマン人に
征服されて、やがて両シチリア王国(ナポリ・シチリア王国)の統治下に置かれた
という複雑な歴史を持つ街なのです。

ここでは、『バーリ市内観光』を始め、『世界遺産アルベロベッロ観光』、
『世界遺産マテーラ観光』、『デル・モンテ城とサンニコラ教会観光』、
『サイクリングツアー』など、多彩なオプショナルツアーが用意されています。
もちろん、オプショナルツアーに参加しなくてもOK。港から市街へのシャトルバス
(往復6ユーロ)があるので、自由に過ごすことも可能。
また、そのまま船で過ごす人も居るみたいで、レストラン『ミケランジェロ』では、
フルコースの昼食が用意されています。
そこで私たちは『世界遺産アルベロベッロ観光』(49ユーロ)を申し込みました。
本当はツアーに参加しないで自分達で行きたかったけど、停泊時間が短い割に
目的地が遠いので参加せざるを得なかったのです。
さぁ、アルベロベッロに行きましょ♪
つづく
VOL.47へ
応援してねっ♪

