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category - 2010年9月南イタリア

南イタリア親子旅行Vol.49 『ノルマン王宮』とシチリア島の歴史

2011/ 08/ 09
                 
私たちの(ほとんど妹の)献身的な看護が報われ、
翌朝にはレストランへ朝食に行けるほど元気になったお母様。
薬も飲んでいないのに、82歳とは思えない驚異的な回復力で、
「今日はどこへ行くの~?」と、ピンピンしてます。
「具合が悪くなったらすぐに帰ってくるという前提で、タクシーで旧市街へ
行ってみようか?」私はさっそく提案しました。

最初に向かったのは『ノルマン王宮』。
この王宮の2階に『パラティーナ礼拝堂』という宮廷付属の礼拝堂があり、
ガイドブックに”パレルモ観光のハイライト”と書いてあったので、
一番の見どころなのでは?と思って……。

アラブ人が築いた城壁の上に、ノルマン人が増改築したというだけあって、
堅牢な雰囲気。その名の通りノルマン風の外観で、
「こんな建物の中に煌びやかな礼拝堂なんてあるの?」という疑問がよぎる
ような建物です。

ノルマン王宮

ここで少しお勉強しましょう♪
シチリア島は地中海のど真ん中にある島。交易の拠点としてとても魅力的な場所
だったので、様々な国が奪い合ってきました。
どんな風に?っていうと、紀元前6000年頃からシニカ人が住んで
いたという古~い歴史から始まるのですが、まぁそれから色々とあって、
紀元前8~6世紀にギリシャ人とカルタゴ人が植民し始めました。
カルタゴとは、現在のチュニス(チュニジア)近くにあった都市国家です。

シチリア島-トリナクリア小

ギリシャ人はシチリア島の東、南、北部に植民し、そこから内陸部まで
支配を広げ、西部に辿り着いたらカルタゴ人が支配していたので、
戦争を繰り返していたら、紀元前3世紀にローマ帝国が登場!
ギリシャを仲間に入れたローマ対カルタゴの戦争が始まります。
ここでカルタゴの戦略家ハンニバルが登場したりして、ローマ史として
面白くなっていくのですが、置いといて……。

で、5世紀半ばまでローマ帝国の支配下に置かれ、また色々とあって、
10世紀にはイスラム(アラブ人)の手に渡ります。
そして11世紀の終わり頃、ノルマン人(ヴァイキングの末裔)に
支配されて…、そう!『ノルマン王宮』はこの頃に造られた建物です。

その後の歴史は、1861年にイタリアが統一されるまでナポリと同じ。
シチリア島は、様々な民族に支配されてきた土地なのです。

                            つづく
                            VOL.50



☆ナポリの歴史 → 南イタリア親子旅行Vol.18
☆2015年、世界遺産に登録されましたヽ(^0^)ノ → 旅アルバム「世界遺産」32





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